2013年10月 久々のチューリッヒ

チューリヒバレエ「WOYZECK」

 

いつのまにかディレクターがシュツットガルト・バレエのクリスチャン・シュプックさんにかわっていた。 (情報遅っ)

今シーズンのポスターにはかみそり、胎児、手りゅう弾の絵だし、あんまり興味はなかったのですが、

 

ちょうどプルミエだったし、いい機会だと促され、

「WOYZECK」という作品を観てきました。

おもしろかったです…

妻には浮気をされ、精神を病んで、あげくの果てに妻を殺してしまう。

実話をもとにしているらしい・・・お話。

ダンサーが素晴らしかった。WOYZECK役の最初のソロが圧巻。

最後にレヴェランスしたときの腕、長っ!!

妻マリーも素晴らしかった、美しい脚。

滑らかなパ・ド・ドゥ 最後の霧雨が降りそそぐモノトーンの舞台も美しかった。

 

クラシック・バレエが大好きな先生方は酷評していたけど、こういう作品を踊るということが、ヨーロッパで踊っていくということなんでしょうね。

私もクラシック・バレエが大好きで、こういう作品を踊る、踊り続ける、ことは難しいと感じますが、

改めて、自分の生徒達と、踊りたい作品を楽しく踊らせてもらう幸せを感じて帰ってきたのでありました。

 

ありがとうね、明日からまたがんばろう。